ややこしいこと抜き!現場で忙しい建設業者さんのため「ここだけは押さえて欲しい!」ことに絞っています。
法律的に正確な表現でないところもあるかと思われますが、ご容赦ください。
許可の取得に必要なこと その2(専任技術者)
up2019年06月05日
建設業許可を取得するために一番大事な5つのことの2つ目の「工事についての専門知識がある者」について少し詳しく説明します。
建設業の許可において必要とされる工事についての専門知識がある者のことを「専任の技術者」と言います。
この「専任の技術者」には2つのことが求められます。
①「専任性」
・建設業を営む営業所において、営業時間中は常に営業所にいて、専らその職務に従事していること。
②「一定の工事についての専門知識」
※下記のいずれかに該当することが必要です。
・許可を受けようとする建設業の業種について、その業種に対応した「資格」を持っていること。
・許可を受けようとする建設業の業種について、その業種に対応した「実務経験」があること。
なかでも「業種に対応した実務経験」を使って許可の取得をする場合、その裏付けには大量の資料を調査・確認する必要があります。
そのため、許可取得まで時間がかかることもありますので「資格はないけど許可は取りたい」といった方は早めにご相談をされることをおすすめします。