ややこしいこと抜き!現場で忙しい建設業者さんのため「ここだけは押さえて欲しい!」ことに絞っています。
法律的に正確な表現でないところもあるかと思われますが、ご容赦ください。
申請書類の新様式(東京都)
up2021年01月16日
前回「押印を求める手続きの見直し」についての記事を書きました。
これにより、東京都から申請書類の最新版が公表されました。
制度としては当然なのですが、欠格事由に該当しないことの誓約書や、実務経験を証明する書類にも押印の必要がなくなっています。
特に、実務経験証明書は、他者(以前勤めていた建設業者等)が証明する場合も多い書類です。
そのため、「以前勤めていた会社から押印してもらえない」「押印を頼みにくい」といった場合は申請が出来ないこともありました。
このようなことががなくなるのはメリットになるでしょう。
とはいえ、押印(場合により印鑑証明書の提出)があるから書類の記載内容を信用していた部分はあると思いますので、今後は申請書類以外の確認資料などの審査が厳しくなるのではないでしょうか。
押印の見直しと申請(審査)については、実際にどのように運用されていくのか、引き続き注視していこうと思います。
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